この講座では、古来よりインドで信仰されている女神たちをご紹介します。
インド神話が圧倒的に面白くそして奥深い物語であるのは、女神たちの存在あってのものです。
ある時は慈悲を、ある時は破壊と殺戮を与える女神たち。
インドの女神が担っているのは世界の創造でもなければ頂点を目指す戦いでもなく、この世の摂理を成り行かせることです。
生と死のダイナミズムの中で繰り広げられる世界の営みを見つめ、冷静に、大胆に飲み込んでいくインドの女神たち。
そんな女神たちを知ると、人生における条理も不条理も、まとめて受け止められるような達観が湧いてくるものです。
インドの女神を共にじっくり味わいましょう。
①序章:女神たちの出身
ヒンドゥー教の神話において女神たちは、シヴァ神やヴィシュヌ神などの男性神の「妻」と位置付けられる場合がほとんどです。しかしその起源を辿ってみると、配偶者である男性神とは必ずしも関係していないことがわかります。ではどこから来たの?どんな風に信仰されていたの?そんな謎に迫ってみます。
②vol,1 すべてを受け止め成り行かせる、ガンジス川の女神「ガンガー」
聖なる川としてヒンドゥー教徒の信仰対象であるガンジス。この川で沐浴すればすべての罪は浄められ、遺灰を流せば輪廻から解脱できるとも信じられている、そんなガンジス川を神格化した女神です。ガンガーは、この世の生と死の大きな営みを自らの中に受け止め、成り行きをただ見守る性質も持つ、まさに大河のような存在です。“清め” を象徴する川の女神に思いを馳せると、すべてを流し去るような赦しと慈悲を感じられると思います。叙事詩マハーバーラタにおいても最も重要な女神の一人として登場するガンガー。もちろんインド神話ならではの奇想天外なおもしろ要素もたっぷりです。
③vol,2 近づきがたい女、殺戮の女神「ドゥルガー」
インドの女神の最大の魅力・・・その強さ。女神と言えば慈悲深く温厚なイメージかもしれませんが、破壊や殺戮を担う女神も多数存在します。慈悲と破壊を併せ持つ女神も多く、その理由は女神たちがもともと一地方の土着の神であったことと関係しています。そして強い女神は圧倒的な人気を誇ります。ドゥルガーもその頂点にある女神のひとりと言っても過言ではないでしょう。なんといってもシヴァとヴィシュヌの怒りの光から生まれたのが彼女なのです。物語のバリエーションも多い女神ですが、どこを切っても強いことには変わりありません。
■日程
女神たちのインド・シリーズ1(全3回)
①2023年3月13日(月)20:00-21:15
②2023年3月27日(月)20:00-21:15
③2023年4月10日(月)20:00-21:15
■講師:師岡絵美里
■受講方法
オンライン受講(zoom使用)
・お申し込み完了後に当方よりメールにて受講URLをお送り致します。
・インターネット通信の良好な環境、講義に集中できる場所でご受講ください。
・オンライン授業の際、画面上にご自身の顔を映したくない場合はカメラをオフにしてご参加いただけます。
*アーカイブ動画の配信
開催日程に参加できない日があっても、後日アーカイブ動画で視聴することが可能です。
アーカイブは開催日の翌日に配信いたします。
視聴期限:全3回終了時から2ヶ月
■定員15名ほど
■受講料:15.000円
以下の同意事項をご確認のうえお申し込みください。
<同意事項>
・申し込み完了をもって以下の事項に同意とみなします。
・お支払い後の返金・途中解約はできませんのでご了承ください。
・参加あたって何か不安がある方はお申し込みの前に必ずご相談ください。
・授業の平和的な進行を妨げるような言動などはご遠慮ください。ヨーガへの敬意と共に学ぶ仲間や講師への思いやりを大事できる方のみご受講いただけます。講座の途中であっても受講者の態度による受講継続が難しいと判断された場合は受講を停止していただく事をご了承ください。その際に返金などはございませんのでご了承ください。
¥15,000
(税込)
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